About Job
社員インタビュー04
安定供給のために。
その使命感が
やりがいにつながる。
前納 美貴
基礎原料本部 砂糖・原料部
2018年入社/商学部会計学科卒
食品に興味がありました。メーカーならば自社製品にしか携われませんが、原料を扱っている商社ならば幅広い商材に触れられると考えて当社を志望しました。アットホームな雰囲気に惹かれたことも、入社の決め手となりました。旅行が好きで、休暇を利用して旅を楽しんでいます。平日は、習い事や家族・友人との食事を楽しみ、素敵なアフターファイブを過ごしています。
Q.現在の仕事内容について教えてください。
基礎原料の販売を行う砂糖・原料部で私は、営業事務として小麦粉・油脂・澱粉、輸入原料(砂糖調整品)のデリバリー業務を担当しています。
国内の食品メーカーから発注を受けて国内サプライヤーと倉庫(海外サプライヤーから仕入れた原料を保管)へ出荷指示を出しますが、その際に最も重要なのが納期です。最近はロジスティクスが混乱しているため原料の到着は遅れがち。しかし食品メーカーにとって原料が予定通り届かなければ、製造ラインがストップしてしまうこともあり得ます。常に先を読んだ手配が求められるのです。倉庫の在庫管理も同様で、常に在庫の状況を把握し、営業と情報共有しながら、海外サプライヤーへ早めの発注を心がけています。食品メーカーの工場の生命線を握っているような、そんな責任の重さがやりがいにつながっています。
Q.仕事の醍醐味はどんなことですか。
コロナ禍の影響で物流体制の世界的な混乱が続いています。配送ドライバーの労働条件改善の流れもあって労働力不足は顕著で、物流は常にパンク寸前です。希望通りデリバリーできない時は、上司・営業・営業事務の方々の経験や知恵を集め、チームで解決しました。お客様の製造ラインを止めてはならないという使命感のもと行動しています。常にお客様の立場で考え、お客様ファーストの姿勢を貫こうという思いが、強くあります。無事に納品ができた時の「ありがとう、助かりました」というお客さまの言葉はとても嬉しいです。
スーパーやコンビニで食品などを手に取って袋の裏を見ると、私が担当した原料の使われた商品に出会うことがあります。いつもの食品がいつものように並んでいる光景に、社会の“当たり前”を支えている喜びを実感します
Q.これからのビジョンについて教えてください。
今後も仕事のスキルを磨き、誠意を持って人に寄り添える営業事務として成長したいと考えています。本部内ではカカオやコーヒー豆等、多種多様な原料を扱っているので、他の原料を担当し、商材知識を広げていきたいです。そうした希望は年に数度行われる上司との面談の場で伝えることができ、自分のキャリアを自分で開いていくことも可能です。
当社では入社後の1年間がOJT期間と定められています。その期間を含め、これまでずっと先輩方の丁寧な指導を受けて仕事を学んできました。その恩返しの意味も込めて、いずれは指導者の立場で後輩の育成に取り組みたいと考えています。インプットの段階からアウトプットの段階へと自分自身を高めていくことも、これからの目標です。