About Job
社員インタビュー02
知識ゼロで
経理としてスタート。
新たなポテンシャルが
開花した。
谷津 拓哉
経理部 主任
2014年入社/文学部ドイツ語学科卒
学生時代に約30ヵ国を旅しました。多様な食文化や食材に触れたことで将来は様々な国の食品を日本に輸入する仕事に携わり、日本人の食の選択肢をより豊かなものにしたいと考えるようになりました。当社に決めたのは、同業他社の中で社員が圧倒的に楽しそうに働いていると感じたからです。現在も旅先で地元のスーパーに立ち寄り、その土地ならではの食を発見するのが大好きです。
Q.現在の仕事について教えてください。
経理部で双日食料単体の決算の他、関係会社の業績を連結したグループ連結決算業務に従事しています。また双日食料は上場企業100%連結子会社ということもあり、上場企業に求められる内部統制レベルに準じた各種内部統制業務を担当しているほか、法人税や消費税に関する税務計算・申告業務、さらには投融資案件などにも携わっています。
仕事の幅は非常に広く、また国内取引に限らずに様々な商流が存在し、会計処理に関して様々な確認点や論点を通じて勉強できるところが大きな魅力です。情報開示についても上場企業と同等の厳しい基準が求められ、決算等の重要な仕事についてもそのような重い責任のもと、仕事を任せてもらえることがやりがいにつながっています。
Q.印象的だったエピソードはありますか。
入社4年目にベトナムに駐在することになりました。日本企業数社により設立された合弁会社にて職能業務に従事することになったのです。現地のローカルスタッフのスキルは十分とは言い難かったので、特に業務の指示や引き継ぎには苦労しました。駐在員期間中は現地の他企業とのやり取りに於いて「双日」の名前を伝えることで取引が円滑に進んだり、交渉を有利に運べたりといったことを経験しました。双日グループの先輩たちがこれまでの取り組みを通じて積み上げてきたブランド力を実感し、改めて誇らしく感じるとともに先輩たちへのリスペクトを新たにしました。
また業務の幅が広がっていくにつれて、自分の知識不足に直面することがたびたびありました。そんなときは周囲の先輩社員の指導や、監査法人、税務アドバイザリーからの意見、さらには専門書を通じた自己研鑽によって知識のステップアップを図り、乗り越えてきました。プロフェッショナルと呼べる人材に囲まれて仕事することで、常に成長し続けられる環境があります。
Q.これからのビジョンについて教えてください。
引き続き知識のレベルアップに取り組み、この道のプロフェッショナルを目指していきます。
実は入社前は営業の仕事を志望していたので、経理部への配属はまったくの想定外でした。青天の霹靂だったといってもいいかもしれません。しかも私は文学部の出身で、経理関係の知識はゼロ。“なぜ自分が?”という思いしかないまま、キャリアをスタートさせることになりました。入社後はがむしゃらに目の前の業務に取り組みながらの勉強とチャレンジを続ける日々の連続でした。気づけば同年代の経理マンでは経験できない幅広い業務の知識とノウハウを身につけることができました。私自身も気づいていなかったポテンシャルを会社が引き出してくれたことを今では感謝しています。
今後は財務、会計、税務だけでなく法務や審査などにも関わりたいと考えています。そして投融資の判断にも携わることで高い目線を身につけ、経営判断に寄与できるような人材を目指していきます。